先週行われた中学部3年生の修学旅行について紹介します。
5月3日(金)~7日(火)で行われた修学旅行。大きな体調不良や大きなけがも無く、とてもうれしい旅行となりました。
充実の5日間だったため、一言では語り尽くせませんが写真も交えて振り返ってみたいと思います。
第1日目 敦煌「沙州市場」「鳴沙山・月牙泉」「BBQ」
無錫空港から西安を経由し敦煌までの長い移動でしたが、敦煌に到着した中3生は元気いっぱいでした。鳴沙山ではラクダ騎乗を
体験した後、月牙泉の前の砂漠で蘇州ソーランを披露しました。その場に居合わせた観光客の方々からも拍手や励ましの声をいた
だきました。
第2日目 敦煌「莫高窟」~西安「城壁にて夜景写真撮影」「ホテルでのレクレーション」
世界遺産「莫高窟」ではシルクロードや仏教などの点で、日本とのつながりを感じました。昼食は中華の20人卓で、和やかな時間を
過ごすことができました。
第3日目 西安「半坡遺跡」「兵馬俑」「兵馬俑発見者・楊さん宅訪問」「華清池」「唐歌舞ショー鑑賞」
「半坡遺跡」では原始時代の体験活動ということで、火起こしを行いました。世界遺産「兵馬俑」ではスケールの大きさに驚きました。
その後、兵馬俑第一発見者の楊さん宅を訪問し、「兵馬俑を初めて見つけた時の気持ちは?」等のインタビューを行いました。
第4日目 西安「阿倍仲麻呂記念碑」「西安城壁」「大雁塔」「碑林博物館~書道体験~」「餃子作り体験」
西安の城壁では音楽の授業で練習してきた合唱曲を歌いました。碑林博物館では国語の授業で学習した「論語」が記された石碑を見ること
ができました。その後、中国書道の体験や餃子作り体験を行いました。
第5日目 西安から無錫空港・蘇州へ
修学旅行期間を通して、夜には班長・実行委員会が行われました。生徒たちは自分たちの修学旅行をより良いものにすべく真剣に
話し合い、学級の仲間に呼びかけを行いました。最終日は移動が多かったですが、班長会で提案のあった「公共の場での行動に気
を付ける」を意識し、無事蘇州に戻ることができました。
修学旅行を振り返って、生徒たちからのコメントです。
・各地の歴史について学びながらクラスの中を深めることができた、充実した5日間でした。
・一瞬で終わった修学旅行。みんなの歴史に刻まれたかな?
・修学旅行で得られた仲間との絆は山よりも高く、海よりも深いものとなりました。
・普段体験できないことを体験できて、一生モノの思い出ができました。親に感謝!
・ラクダ騎乗体験や兵馬俑坑見学など、中国ならではの貴重な修学旅行になった。
・西安・敦煌の歴史に触れた5日間。現代、古代を比較し、未来を考えることができた。
・5日の旅。毎日楽しいことばかりで…一生の思い出を作ることができたと思います。
5日間の修学旅行を通して大きく成長した3年生がこれからどんな形で蘇州日本人学校を引っぱっていくのか。ぜひご期待ください。